迷い猫を保護して、飼い主に返さなければならなかった話。
Takatoです。
ここ3日の間に起きた出来事を少し(というか全部)。
1日目。
花屋の女性がメス雌の野良猫(生後5ヶ月)を見付ける。その女性が引き取りに来るまで実家で預ける事に。
その夜、猫砂やキャットフードと一緒に花屋に渡した10分後、雌猫がまさかの逃亡。
時間差で2回探したけど、見付からず。
2日目。
親父がスーパーの駐車場で発見。実家に連れて帰って2度目の保護。以前、近所で似たような猫が逃げて探してた飼い主らしき女性の猫じゃないかという事で「保護してます」の紙を置いたのだが迎えに来ず。
夜中になっても来ないので、俺も手伝って猫を風呂に入れて、その日は実家で一晩過ごす。
3日目、つまり今日。
朝になっても来ないので、親父が獣医に連れて行って「ミキ」と名付ける。実家、飼う気満々。
獣医によると、ノミと寄生虫があるとの事で薬を投与。帰りに首輪を買って、来週には注射を打つことに。
………なのに、夜7時過ぎに飼い主が来る。
メスだと知らなかっただの、逃げる事に対して罪悪感もなく。腐っても飼い主は飼い主なので、泣く泣く返す事に。
実家、お通夜モード。
とまぁ、こんな3日だったのですが………。
なんだろう、モヤモヤっとするというか。
まず、この三日間愛情を注いでた親父達が可哀想で。
飼い主が雌猫をちゃんと飼って、大事に出来る人なら諦めもついたんだろうけど。
飼い主がすぐに迎えに来ないから、風呂にも入れて、獣医に連れてって。名前まで付けたのに。
これから一緒に楽しくやろうねと、話しかけてた親父達が不憫すぎる。
猫とか、動物を飼うって命の責任を持つという事。窓から出てしまうなら、柵かなんか取り付けないと危ないし、近くには車だって走ってる。
メスだから、去勢しないと子供だって身籠ってしまう。体重も平均以下だったから、あまり食べていないだろうし。
というか、自分の猫ならすぐに迎えにくればいいのに。実家はお店だし、朝だって早い。
他の猫飼えばいいやん、って意見もあるのだろうけど。一度大事に育てようと決めたのに、手放さないといけない寂しさは辛いだろう。トラも少しずつ慣れてきたところだった。
とりあえず、記念写真だけはとっといた。
幸せになれよ。それだけで俺は満足。