猫と恋人とTakato。

三十路が語るあれやこれや。

三年目の約束とストーキング。

Takatoです。

三日前?に総太と喧嘩しました。勿論、今は仲直りしていつも通りです。

いやね、俺も勉強不足っていうか、まだまだだなぁと思う次第です。

わたくし、Takatoは怒る事って滅多に無いんですが、そろそろこれは注意した方がいいなぁと、注意のメッセをピシッと送ったら相当怖かったらしく。

総太は自己否定感が強く、俺が総太を嫌いになったと思ったとか。

で、落ち込んだ総太のメッセをまってたんですが来なくて。気付いたら寝ずの番をしてしまい、やっと話が出来て仲直りしたのが朝の8時辺り。

メッセだとニュアンスとか、受け止め方に誤解が生じるので2人で決めた三年目の約束として……

不満はメッセじゃなく、通話か実際に顔合わせた時に言う」。

これ大事。

顔合わせて話せば、言葉選びも慎重になるだろうし。表情だって気を付ければいい。

確かに以前、何か総太に言うときは若干甘えさせながら言ってた気がする。膝枕してみたいな。それでも、総太は分かるタイプ。

今回は元々の原因は総太にあったのですが、俺も分かってなかった。彼氏として、まだまだです。

で、三年目の喧嘩で思った事一つ。

俺はやっぱり総太を中心に回ってんなって事

喧嘩したら、俺が悪くなくても結局総太の心配してしまう。喧嘩したら携帯は気になるし、寝れないし、どう仲直りしようかってずっと考えてる。気付いたら、決算時期のくたびれたサラリーマン状態になってる事が多い。夫婦喧嘩して、嫁が実家に帰ってしまい残された旦那がボロ雑巾になる。あんな感じ。喧嘩をはじめて24時間も経ってないんですけどね。

それでも、自分がしてしまった事をお互い謝って、今度からこうしようねって決められたのは良かったです。長続きしてる理由の一つなのかもしれない。

仲直りした日の夜、総太の好物のカレーを作って一緒に食べて。泊まってった総太を喧嘩してた分、いつも以上に甘えさせました。なんだかんだで、やっぱ恋人が可愛いと思う。

仲直りするまで話を聞いてくれたじじ殿には感謝です。ビバ、ゲイ目線のアドバイス

ここから、記事後半。

日曜は京子ちゃんともう1人女子友達+ロシア人の彼氏と港へピクニックに行ったんですが、合流するまで俺と総太の目の前を怪しい雰囲気で歩いている男性2名がおりまして、目的地が同じだったのでずっと後ろからストーキングする格好に。

青い服と黒い服の男性。20代半ば辺り。

まず後ろから見て、明らかに2人の距離が近い。肩が触れるか触れないかの距離でずっと歩いている。むしろ、密着している時間の方が長かった。さすがに俺も「ん?」と思ってしまう。

だが、少し待て。俺は男友達とどう歩いてたっけ。

友人のハルを思い出してみる。少なくとも、肩の密着なんて歩き辛くて冗談じゃない。一定の距離は保って歩いている。

そこで「はぅぁ?!!」と気付く。

あの2人はきっと好きな人同士だ

青服を見てみる。中々のイケメンで黒服より背は高く、年下でノンケっぽい(総太談)。動きもゲイっぽくなく、むしろ男そのもの。ドスドス歩く感じ。

黒服はどうだ。背が低く、少しヒゲを生やしている。左手の動きが怪しいのを俺は見逃さなかった。指先がやたら動いている。青服の右手を握ろうとして、引っ込めている。そんな動き。しかも、青服はそれに気付きもしてない。青服のあの鈍感さはきっとタチだ(俺談)。

………初々しすぎる。付き合って三ヶ月辺りか。

一応服装も見てみる。両方すらっとしてるが、ズボンが明らかにぴっちりしている。黒服の歩み方もどこか総太に似ている。年の割には少し幼さを感じさせる歩き方。

そして何よりも終始、笑顔で話している2人の目は恋している人間の目。俺はハルをあんな目で見たりしない。むしろ、ハルにやれる優しい笑顔なんぞない(酷)。

黒服を優しく見る青服の目と、甘えるように青服を見る黒服。位置は年下攻めと年上ウケと判定。

真後ろでリアル男同士カップルがそんな妄想しているとも知らず、青服と黒服は本当にお互いしか見ていない。そんな状況。

……………尊い。ナマモノもいいな。客感的に感じる、好きな人を見る目ってあんなに良いものなんだな。

15分程度のストーキングでしたが、中々楽しめました。2人とも人気のない場所に行ってしまい、いよいよ妄想にターボが掛かる頃に京子ちゃん達と合流。

京子ちゃんにも見せたかったな。鼻血吹いて欲しかった。

というわけで、喧嘩とストーキングは程々にしましょう。

注)ハルは大事な友人です。