猫と恋人とTakato。

三十路が語るあれやこれや。

パンセクシャルとBL。タチ編。

Takatoです。

最近、総太に「酷くしないで」というすごいタイトルのBL借りて読んでいます。感想は後日。

これ↓

酷くしないで(1) (ビーボーイコミックス)

酷くしないで(1) (ビーボーイコミックス)

 

 

BL歴が浅い(しかも、いつも読んでるわけじゃない)俺ですが、数少ない作品を読んで、面白いなーと思うこともあれば、うーんなんかしっくり来ないなーって時もあり、これは駄作!!!って思う事もある。

無論、作家さんの殆どは女性なので、描写が「男じゃねぇwwwww」って、思う時があるのは仕方ない。基本女性向けですしね。ファンタジーね、ファンタジー

しかし、それでも言いたいのだ。例えば、タチ。設定的にノンケ率高し

いやさ、俺も元ノンケやけどさ、それはむしろ思い込みでパンセクシャルだったんで。ありえない話ではないんだろうけど、総太も「基本こういう事は起きない」とか言っていた。

そりゃぁ、そうだよねぇ。ゲイが女性好きになるくらい超確率低い話なんじゃないかなと。しかも、別パターンの「ゲイがなんと女性に恋した切ない物語」って聞いたことがない。多分だけど、それでは諸君の鼻血が潤わないからなのか。

次にタチは「外見性格男前でウケをリードする側」な描かれ方が多く、基本安定感ある。んが、ウケが勝手に悩みはじめて暴走。そこで初めてタチは悩み始める。気苦労が絶えない。

以下、タチキャラの不幸。

パターン①「相手はノンケだからきっと家庭は欲しいだろう」と勝手に解釈される。
パターン②「女性と歩いてる。きっと彼女なんだ」とウケが目撃&解釈。タチの妹だった。
パターン③「自分がいては不幸になる」とこれまた勝手に解釈される。
パターン④「ここまで来ればあとは忘れるだけ」まさかの逃亡。結果タチキャラが探しまくる。心だけじゃなく、財布も痛い。

まだあるが、こういうウケはかなり多く、物語のタチを悩ませる。

俺はここら辺で感情移入してしまう。総太に行方不明になられたら、見付けるまでろくに寝れずボロボロになってると思う。

こんな有様なもんだから、俺のこのBLは面白い!!の基準は「タチにどんだけ感情移入できるかどうか」にかかっている。超シンプル。

1度、ヨネダコウさんの「それでも、やさしい恋をする」を紹介したが、タチの小野田さんはパンセクシャルに近いか、あるいは極めて同類に感じた。なので、お気に入りキャラ殿堂入りとなっている(俺ん中で)。

逆にせっかくウケが奇跡的に素直キャラの反面、いらぬ理由で悩ませるタチが1番嫌い。そう言う奴に限って嫉妬深く、自己中で遊び人。もし、友達がウケでタチ彼氏がそんななら取り敢えず一発は殴っておきたくもなる。

なのに、総太から「ぼうりょくはんたーーーーい( ̄▽ ̄)」と逆クレームを貰う。どうやら、BL的にはオッケーな話らしい。

こんな感じにBLの話をする際に結構白熱したりする。しかし、総太が「どうせ俺がいっつも悪いんじゃんかよーー」と拗ね初めて、俺が「そんなことないってー、大丈夫だよーー」と機嫌を取るのがお約束になっている。

きっと、リアルだろうがファンタジーだろうが、基本タチはウケに振り回されるのが丁度良いのかもしれない。

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