号泣。隣の家族は青く見える。
Takatoです。
土曜日、京子ちゃんも来て総太の誕生日を祝いました。
誕生日当日は総太が実家で過ごすことになってたので、その日は喫茶店デートで済ませて、土曜日改めてケーキでお祝いしたって訳です。
夜中の2時近くまで話し込んでたのですが、総太も楽しそうに過ごしていました。
彼氏としても、笑顔を見れるのは嬉しいです。京子ちゃんには本当に感謝。
さて、物語もラストスパートに入った「隣の家族は青く見える」。
総太と見たんですが。
………泣いた。
まず、世代間連鎖毒母の深雪が遂に子供を叩こうとし、それを察知して止めた毒親育ちの隣人ちひろ。
ちひろ「子供をストレスの捌け口にしないで」。
ぶっちゃけ、両親が毒々しい俺としては泣かない…………訳がなかった。
ちひろは毒母の虐待に遭い、それ所以に子供を持たないと決めた人だった。同じく毒母に育てられ、未だに認められようとしている深雪に対して
ちひろ「どうしてそんなに媚びるの?。そんな毒親に媚びる必要ないじゃない。兄弟と比べたり、褒められた記憶がないなんて立派な毒親でしょ。そんな親、こっちから縁切るべきだよ。私は切ったよ。酔っ払った母親に毎晩のように殴られながら、なんでこの人は私を産んだんだろうって、ずっと考えてた。こんな親にだけはなりたくないって思ってて、ある日気付いたんだよね。子供を産まなきゃ良いんだって。私みたいな育てられ方した人間が良い母親になれるわけないから。産んだはいいけど、愛してあげられませんでしたじゃ、子供が可哀想だしね」。
………1話から異様にちひろにシンパシー感じてた理由が分かりました。この人全く同じ気持ち抱いてたんですね。
俺も、子供は持たないと決意してる一人です。どんなに周りから良い父親になると言われても、納得できないでいます。親からの愛情を感じた事がない俺に、子供がどうすれば安心してくれるか分かるはずもない。
どんなに他人に優しく出来ても、恋人を理解しようとしても、何事にも体当たりで挑んでも、俺自身と向き合っても、自分の子供を1番に考えられる親になれる保証はない。
せめて世代間連鎖だけは俺で止めたいと、子供は10代の頃から諦めてました。
まぁ、そんな中何だかんだあって恋人が男。子供を作るのは人体的に無理なので今では悩んではいないです。
一方、我らがゲイカップルのわたるん&朔ちゃん。
前回、わたるんの母親に関係がバレてしまい「目を覚まして頂戴」とか言われたわたるん。
それに対して「自分と自分の好きな人を否定されることが、こんなに辛いと思わなかった」と返して見せたわたるん。
漢を見せた前回。わたるん、最初は頼りなかったんですが、回を重ねる毎に強くなりました。
朔ちゃんの方はわたるんの重荷になりたくないと、こっそり高卒認定取得の為に勉強を始める。健気。
試験日当日、わたるんが作った朝ごはんはカツ丼。
わたるん「同じベッドで寝てるのに」 俺&総「同じベッド(°▽°)」。
わたるん「夜中に起きて勉強してただろう?」 俺&総「同じベッド(°▽°)」。
「同じベッド」のインパクトにやられましたが、コソコソ頑張ってた朔ちゃんを気遣って知らない振りを貫いてたわたるん。せめて試験日はカツ丼と御守りをと、用意してあげてました。
何この人、超カッケーやんね。多分、総太はこの辺でうるっと来てた。
そして、その後それぞれの家庭の様子がダイジェストで流されました。ミスチルの主題歌付きで。
主人公奈々は胚移植。必死の形相でお参りする奈々の姑。奈々が心配で仕方がない夫の大器。
奈々の姑とすれ違うように、朔ちゃんの合格の為に静かにお参りするわたるん。渡された御守りを試験会場で微笑みながら見つめる朔ちゃん。
ちひろがケーキを作って仲よさそうに食べるちひろ家三人。
家族の写真を見て辛そうな深雪旦那。旦那から離婚届を送られ、呆然とする深雪。
そして、今までの奈々と大器の名シーン。スッピンでも可愛い深キョン。
そのうち主題歌が止まり「妊娠していますよ」の医者のセリフで続きが流れるミスチル主題歌。
卑怯だぞ、監督。もっと泣くじゃねーか。
妊娠している事を旦那の大器に報告。「やっと来てくれたんだな」と号泣する大器。
涙が止まらない俺。隣でバレないように静かに泣いてた総太。俺にバレて我慢出来なくなり更に号泣する総太。
お互い涙と鼻水でぐっちゃぐちゃ。
しかし、次週予告でなんか余り良くない後味が残り呆然。
どうなる次週。
見逃せません。