猫と恋人とTakato。

三十路が語るあれやこれや。

ここが変だよ日本のアイドル。だれか教えてファン心理。

〜いつかの日本での会話〜 当時23歳。

 

俺「Sさんって、この人のファンだよね?。なんか、恋人がいるとかなんとか」。

S「はぁあ?いないわよ。デマに決まってるでしょ」。

俺「そうなん?。でも、別にいいんじゃない?。恋人くらいいたって」。

S「いたらダメなのよ。禁止。なんの為にファンやってるのよそれなら」。

俺「知らんわそんなの。というか、勝手にファンになっといて恋人いるの嫌だってエゴじゃね?」。

S「キ〜〜〜〜〜〜っ!!うるさい、黙れ!!話しかけるな!!!」。

 

……以降、言いつけ通り彼女には一生話しかけないと決めたのであった。

 

上の会話は実は2回経験したことがある。男性相手に1回、女性相手に1回だ。共に生粋の日本人。しかも、上記のように激怒された。彼らはものすごく過激で、対象批判しようものなら罵倒なんて生ぬるく、ヒステリーを起こしていた。熱愛発覚した日には反応が恐ろしくて会いたくもない。なんで、こうなった?。

 

個人的にだが芸能人だろうがなんだろうが、恋愛は自由にやらせるのが一番だと思っている。世間はそれに徐々に慣れていくし、上記のような幻想の被害者もそんなに多くはならないと思うのだ。

 

そんな訳で、まず恋愛不自由な日本と自由な海外のファンのリアクションの差を紹介しようと思う。ちなみに、俺は日本(自体)は大好きである

 

 

①みんなの俺/私だよ♫ 編

 

〜海外の場合〜

 

レイチェル(仮)「恋人はファンの皆さんです♬。これからも応援よろしくね(*'▽'*)」。

 

翌日、新聞の見出し………

 

特集!レイチェルにドラッグ疑惑!!副作用で妄想癖か?!」。

                                     ファンのシェーンは語る〜僕の恋人は幼馴染のヘザーです〜

 

シェーン「ってか、レイチェルって俳優のヘンリーと付き合ってるよね確か」。

 

〜日本の場合〜

 

ファン「ふぉぉぉぉおおおおおおおぉぉおおお!!!!\(//∇//)\ハァハァ」。

 

以降、マニアによりCDやグッズが売れる。

 

 

②私は処女ですの 編。

 

〜海外の場合〜

 

ファン&世間「ぶはははははは、こりゃぁナイスジョークだ、ひーっひひひひひ。やべぇ、腹がいてぇよジーザスwwwwwwwww」。

 

〜日本の場合〜

 

ファン「ふぉおおおおぉぉおぉぉぉおおおおおおおおおお!!\(//∇//)\ハァハァ」。

 

喜ぶマニアにより、バカ売れする。

 

 

③芸能人の熱愛発覚!!編。

 

〜海外の場合〜

 

シェーン「そうか。今度のレイチェルの相手はザックか。ヘンリーはどうしたんだろう。あ、今日はヘザーとイチャコラする日だ。犬の散歩しとこ。おいで、トミー!!」。

U^ェ^U「わんわん!!」。

 

……(夜)

 

ヘザー「あらやだレイチェルったら、ザックイケメンだからお気に入りだったのに、羨ましいわぁこのビッチ!!(寝室へ突入) ねぇ〜ん、シェーンこれ見て〜あなたの好きな燃えるようなヒモパンよぉ〜〜ん」。

 

〜日本の場合〜

 

男ファン「なんでだよ、どうしてだよ俺が好きじゃなかったのかよ、なぁ?握手したとき手を優しく握ってくれたじゃないか、名前覚えてくれたじゃないか……いくらつぎ込んだと思ってるんだよ、こんな裏切り許されていいのかよ…………」。

 

……二時間後。

 

謝罪しろ!!坊主になれ!!!」。

 

増幅するバッシング。激減する売り上げ。

 

一方その頃。

 

女ファン「なによ、あの女!!超絶ブスじゃないのよ!!。こうなったら、女の悪口をツイッターにあげて、目を覚まさせてあげるわ、見てなさいこのアバズレ!!不幸になれ!!まっててね、私のピーッ(規制音)君!!」。

 

売り上げはそんなに下がらないが、拡散に拡散を重ね、推しメンに益々嫌われるファンであった

 

 

 

④ 芸能人浮気発覚!!編

 

〜海外の場合〜

 

シェーン「ありゃ、パパラッチされたかレイチェル。相手はエルネストか。まぁ、ザックは顔だけだし、懸命だな。こんなの本人達の問題だ。トミー!!行くよー」。

U^ェ^U「ワンワン!!」。

 

……(夜)

 

ヘザー「ファーーーーック!!、ザックがレイチェルに浮気されたなんてかわいそぉー。しかも、名司会者のエルネストが相手ですって、やっぱりビッチね!!!(寝室へ突入) ねぇーん、シェーンお願いだから、肩のツボおしてくれない?胸が重いのよねぇ」。

 

〜日本の場合〜

 

ファン&世間「(関係ないけど) 謝罪だ!二度とテレビ出すな!!」。

 

世間から抹殺される芸能人、事務所も大損。

 

しかも、反発している彼ら自身も浮気経験者だったりする。

 

⑤番外 芸能人辞めます 編

 

〜海外の場合〜

 

ヘザー「シェーン聞いて!!女の子ですって!。予定は来年の8月よ!!」。

シェーン「本当かぃ!。ぁあ、僕はなんて幸せ者なんだ。式を挙げようじゃないか。愛してるよヘザー」

ヘザー「私も愛してるわ。ちゅぅぅううううううう(^з^)-☆ぅ」

 

芸能人を追いつつも、現実を大事にし、幸せな家庭を築く二人

 

(デキ婚は批判の的にもならない。なぜなら、他人の人生だからだ。立派に子供を育てれば文句はない)。

 

〜日本の場合〜

 

男ファン「………………今までどれくらいお金使ったっけ……こんな事なら、ちゃんとリアルにデートとかすれば良かった…」。

女ファン「私って今35なのよね………貰い手いるかしら」。

 

金ではなく、失った時も戻らない。

 

……………………

 

さて、結構いじめてしまったがみんながみんなこうではないという事だけは言っておきたい。海外にも変なファンはいる。ただし、日本の割合は他と比べてすこぶる高いのだ。 

 

事務所も、特にアイドルの恋愛禁止なんていう不健全な売り方を止めればこう言った悲劇は少なくなるだろうし、いざという時に大損することもないのだろうが、日本の純潔欲求は異常な上に変化の為の時間も掛かるので、ぶっちゃけ「そんな面倒くさいことするくらいなら、自分が生きている間は儲けたい」というのが正直なところだろう。事務所スタッフや運営は別に恋愛禁止ではないので、その点では痛くも痒くもない。多分、俺が生きている間この体勢は変わらないと思う。

 

また、浮気や不倫は道徳的に悪い事ではあるが、相談されてもいないのに当事者達の問題にあれやこれや首を突っ込むのはナンセンスな気はする。個人的に浮気や不倫は大嫌いだが、例え愛人をクローゼットに隠し、結局旦那にバレて大騒ぎになっても、俺は自分の人生を歩むだけである。

 

結局、映像の向こう側の世界とこちらの世界は別物として捉え、かつ自分の現実を楽しめる人が一番賢いファンなのだと思う。会えても会えなくても線引きは大事だ。行きすぎると、周りの人だって心配もする。

 

とりあえず、あの有名な坊主事件がまた起きない事を祈るばかりだ。知り合いという知り合いから聞かれ、日本人はおかしいというレッテルも貼られて大迷惑したからだ。二度とあんな醜態を世界に晒す事がないよう、少しずつ変わって行けばなと願わずにはいられない。

 

 

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