猫と恋人とTakato。

三十路が語るあれやこれや。

祝結成20周年。モーニング娘。

Takatoです。

 

本当は違う記事を載せる予定だったのだが、近日モーニング娘。20周年(愛の種から)という事で突然彼女達の事を思い出と一緒に語りたくなった。まず、アイドルという存在を認識するまでの事を話そうと思う。

 

俺は昭和生まれである。昭和のアイドルといえば、山口百恵中森明菜。最強と謳われたミス・ぶりっこの松田聖子だと思う。特に松田聖子に関しては子供の頃、カセットテープとラジカセの使い方を彼女のテープで覚えたという思い出もあり、特に「青い珊瑚礁」という曲で「早送り」「巻き戻し」を飽きるまでやり続けた記憶もある。当時幼稚園児だったので4歳辺りだった。

 

それ以降、松田のファンになる事もなく、男子によくある「アンパンマン」や「ジェットマン」、「エルドランシリーズ」などのヒーローモノや「ドラえもん」や「ちびまる子ちゃん」といった国民的アニメ好きにシフトチェンジして、長い間「アイドル」に触れることは一切なかった。時代は移り変わり、平成となった。

 

小学校6年生の頃SPEEDがデビューした。近い年齢の女の子がテレビに出るのは安達祐実しか知らず割と新鮮に思ったが、今度はゲーム好きになっていた俺はその頃発売されたプレステやスポーツ、音楽はビーイング系小室ファミリーMr.Children全盛期でもっぱらそちらに夢中だった。

 

その後、海外に渡ったのだが、そんな時友達のVHSテープで初めて「モーニング娘。」の存在を知った。

 

なんの番組かは覚えていないが、生歌で「サマーナイトタウン」を披露していた。当時のメンバーはオリメンの「中澤裕子」「石黒彩」「安倍なつみ」「飯田圭織」「福田明日香」の五人と、入りたてホヤホヤの「保田圭」「矢口真里」「市井紗耶香」の二期メンバー含めた8人体制だった。

 

さて、ここで一般的に男子は「安倍なつみ」辺りを可愛いと思うのだろうが、その頃から割と変人だった俺はオリメンの元レディース総長臭漂うけど、実は愛情深そうな「中澤裕子」、二期なら地味だけど、性格良さそうな「保田圭」に注目し、そして何よりグループ全体から感じる「ほとばしる殺気」が面白かったのがモーニング娘。のファンになるきっかけだった。この状態は福田明日香の脱退後、6枚目のシングル「ふるさと」まで続いた。

 

〜以下、福田明日香脱退、及び「ふるさと」までのモーニング娘。応援順位〜

 

①総長・中澤                           ⑤真夏の光線からが本気よ・市井

②地味娘・保田                       ⑥後のスキャンダルの女王・矢口

③鼻ピアス・石黒                    ⑦センター・安倍

④ぽっちゃり歌唱メン・福田  ⑧前髪はペーパーカッターで切りました(嘘)・飯田

 

………普通はこの順位にはならないだろうと思う。

 

続いて、モーニング娘。といえば「ラブマシーン」なのだが、その際に加入したのが三期メンバー後藤真希だった。結論から言うと、自分の中で平成のアイドルは後藤だと思っている。

 

まず、驚いたのが当時13歳。金髪。俺も海外暮らしの影響で茶髪だったが、後藤はその上を行く金髪。しかも、それでテレビに出るんだからびっくりだ。挙げ句の果てにはデビューシングルの「ラブマシーン」でセンター扱い。ダンス、歌唱共に他のメンバーにはまだ及ばなかったが、何故か人を魅了する力を持っていた。

 

この頃からグループの殺気はもはや地獄絵図と化し、益々目が離せなくなった。石黒彩市井紗耶香が後に脱退、4期メンバーの「石川梨華」「吉澤ひとみ」、12歳の「加護亜依」と「辻希美」が加入。中澤姐さんの心労がMAXになり、白髪が増え、卒業発表する(違)。

 

 〜市井卒業以降、中澤裕子卒業までの順位〜

 

ハッピーサマーウェディングから突然のレベルアップ・後藤

②心労総長・中澤

③前代未聞のブスキャラいじり・保田

④その他大勢

 

……………であった。初期応援メンバーの二人と後藤はともかく、他のメンバーは余り気にしなかった。

 

中澤姐さん卒業後、5期メンバー「小川麻琴」「新垣里沙」「紺野あさ美」「高橋愛」が加入し、「Do it! now」で後藤が、「As for one day」で保田が卒業したと同時に、俺もファンを卒業した。推しメン三人の卒業だけではなく、単純にもう大学生なんだからアイドルにうつつを抜かしている場合ではないというのも理由の1つだった。無論、今でも時たまOGが出れば見てはいるが。

 

そんなモーニング娘。だが、結成20周年を迎えたらしい。当時応援していたグループが今も続いているのは素直に嬉しく思うし、彼女らのインディーズ曲だった「愛の種リメイク版」をオリメン五人と現メンバーが歌っている映像を見て感動を覚えた。

 

これからも、長く続くグループである事を祈りつつ、この記事を一旦終えたいと思う。

 

 

次回「ここが変だよ、日本のアイドル。だれか教えてファン心理」。