恋人を知ろう作戦。その①。
さて、めでたく恋人同士になった当時俺30歳。総太23歳。
7歳差もあるだけでなく、俺はLGBTに関しては当時無知に近いペーペーでした。突然の方向転換で付き合う事になったので知らないことも多い。
うし、お互いの事もっと知ろうじゃんって事になりました。
まず、総太が好きなものの1つがボーイズラブでした。
当時は噂でしか聞いたことありませんでしたが、要は男と男が織り成す恋愛ファンタジーとの事。少女漫画のヒロインを男にして、ちょめちょめさせる的な。
そうか。つまり、男同士の恋愛のノウハウが漫画形式で学べるという事なのだな。これは読まない手はない。
そんな感じで、総太からもお気に入りをお勧めされたので、快く借りることに。
それがこちら。
向きが違うのはすみません。作者ヨネダコウさん。女性らしいです。実物は大事なものなので、読んだ後丁重に総太に返しました。
人物ですが、黒髪が小野田さん(年下)、金髪?が確か出口さん(年上)だったと思います。
以下、若干ネタバレ。
ストーリーは好きです。登場人物が切ない恋をしていて、それでも諦められず、ある日………。といった感じです。
片方は生粋のゲイなのですが、もう片方は異性愛者(ノンケ)らしき何か。
てっきり、ゲイ2人の恋愛かと思いきや片方がノンケでまず驚いた。え?成立しないよねと。
俺のようにパンセクシャルならまだしも、ノンケは無理なんじゃないかなー。ゲイだって女性無理だって言うし。
そんな感じであー失恋物語かー、辛いなーと思いきや………。
途中どういうことやねん。ノンケの人、俺となんか発想が似てるやん。
2、3度読みましたが、ノンケタチの人親近感おぼえるわー。頑張れよー、と謎のエールを送りつつ、初BL終了。
思ったこと/分かったこと:
①意外に面白い。
②ノーマルアニメや漫画やドラマでは基本イケメン美女のコンビだが、BLではイケメンずの組み合わせが王道らしい事。総太曰く、イケメン同士じゃないと萌えない。
③タチのノンケの謎。多分ノンケじゃなくて俺と同類かそれに近い人だと思う。
④絵柄が良い。濃くないので、結構馴染める。
⑤ウケのゲイの苦悩が結構クルものがある。にも関わらず俺はタチノンケを応援したい気持ちの方が強かった。
⑥ゲイはかなり繊細らしいという事。
⑦漢字にふりがながなかった気がした(どうでもいい)。
………ってか、カップルになるまでの過程が描かれていたので余り参考になりませんでした。収穫はどうやら、ゲイは繊細らしいという事だけ。
しかし、これ以降総太のBL趣味に付き合う事で共通の話題もできたので、よしとしています(^_^)。