自分はパンセクシャル。性自認のきっかけ④。
前回、俺が総太に電話で:
おぃ、にいちゃん。今週の土曜そのツラ貸せやー?。オトシマエつけてもらおうかぁー???
と、イメージされても仕方ない呼び出しに応じた総太(本当は話がしたいって言っただけだけど)。
お互い座って話し合い。
というか、俺の気持ちを話しました。
前回のことは気にしていない(眠れないほど気になってたけど)。俺のことはまだ好きか。
あれから色々考えて自分はゲイではないと思う。でも、総太と会えなくなるのはごめんだ。
お互いのこと、まだ知らないこと多いと思う。それでも、一緒にいたいと思う。
付き合ってください。
総太はビクビクしてました。やっぱ、怖かったんだろう。
俺はというと、腹をくくったせいか割と平気だった。相手の気持ちをわかった上での告白だったからだ。
あれ?。これ逆告白じゃね???。
よろしくお願いします。ではなく、付き合ってくださいになってしまったが、その言葉は代わりに総太が言ってくれた。
そんな訳で、7歳差の同性カップルが海外で誕生した瞬間でした。前回、あんだけ唇貪っておいて大人しく座っている総太にしびれを切らして俺から抱きしめました。やっぱ、いざという時は俺がリードするんだろうなぁ。そんなところも可愛かったし、嬉しかった。
普通、映画とかではここで終わるけど、これはリアルな人生。本当に大変だったのはこれからでした。それはもちろん:
①自分のセクシャリティが謎のままだという事。
②LGBTに対する知識の浅さ。
③男同士のセックスの謎。
④突如、人生に追加されたカミングアウトという概念。
⑤総太が完全に心を開いてくれるまでの奮闘記。
どれもこれも、懐かしい。
①③④⑤は一部解決済みで、②は今もときたま勉強しています。
次回、パンセクシャル自認完結編です。